 
 「南」純米吟醸（生）
このお酒は最初虎ノ門の鈴傳で飲んだ。からっと明るい，「南」というネーミングにぴったりのお酒だと思った。そのお酒を窪田屋（練馬区東大泉２−１８−３ TEL０３−３９２２−３４１６：獺祭を買ったお店）で見つけた（１升２８００円ちょっとだったと思う）。高知では酔鯨が好きでよく飲むのだが，この「玉の井」がメインブランドの蔵のお酒は今風の香りさわやかで，軽さと明るさのあるお酒だ。 米は「松山三井」と酒歴書に書いてあるのだが，知らない酒米だ。最近はあちこちでいろいろな酒米の栽培がすすめられており，それはそれで酒飲みのうんちくにいい素材を提供している。ＮＩＦＴＹのＦＳＡＫＥでは「渡舟」の話題をきっかけにして，酒米の違いがお酒の違いになるのかどうか，しばらく前に話題になっていたが，私はよくはわからない。しかし，当然米が違えば造りは異なるはずでそれを含めた米の違いはあると思う。 酒屋さんもひとくせある人が多く，その筆頭は鈴傳のおやじさんであり，シマヤの社長であるのだが，ここ窪田屋の若旦那も面白そうな人だ。３０分ほど話し込んでしまって，終いには「獺祭」の大吟（磨き２割３分）（高くて私が買えないお酒）を開けて飲ませてくれた。ほかにもいくつかこの店で仕入れてきたのだが，そのコメントは次のメニューにとっておこう。 「からすみ亭」玄関へもどる トップページへもどる |